子宮内膜症

不妊症に繋がる子宮内膜増殖症

子宮内膜増殖症とは子宮の内側を覆っている粘膜である子宮内膜が過剰に増えてしまう病気のことです。その子宮内膜の細胞は正常な状態なのですが数だけが増加している場合を「子宮内膜増殖症」と呼び、細胞が正常ではない状態に変化している場合を「子宮内膜異型増殖症」と呼びます。子宮筋腫妊娠

 

子宮内膜増殖症も子宮内膜異型増殖症も増殖する過程で細胞が癌化してしまい「子宮内膜癌」へと悪化する可能性はありますが、子宮内膜異型増殖症の方が癌化する可能性が10倍高くなっています。

 

子宮内膜症の原因としては月経不順や他嚢胞性卵巣症候群等の病気や肥満等の影響により、卵巣から分泌される女性ホルモンの1つであるエストロゲンの作用が異常に強くなったり、子宮内膜が過剰に反応することで子宮内膜が過剰に増殖してしまうのです。

 

 

子宮内膜増殖症になると毎月の月経の量が多くなる他にも、不正出血や月経異常といった症状や、出血量が増える為に貧血や動機といった症状が現れる場合もあります。
また、子宮内膜増殖症になると受精卵の着床が難しくなる可能性があり、月経異常と相成って自然妊娠の可能性が低下してしまいます。

 

 

子宮内膜増殖症の検査は超音波検査によって子宮内膜の厚みに異常が無いかを調べることが出来ます。しかし、異常な厚みを発見した場合に超音波検査のみでは細胞が正常なのか異常なのか判断出来ないので、子宮内膜の組織を採取して検査を行う必要が有ります。

 

 

子宮内膜増殖症の治療法は異型の有無・閉経の有無・妊娠を希望するかによって異なります。軽症で異型がなければ自然治癒に任せて経過観察になる場合もありますが、異型が発見された場合には癌化のリスクを考えて子宮の摘出が最初に考えられます。しかし年齢が若く妊娠を望まれる患者の場合には、子宮内膜を器具によって剥がす膜掻爬術での治療や黄体ホルモンの投与を行い子宮内膜を正常に戻すホルモン治療が行われます。子宮腺筋症妊娠

 

 

子宮内膜症は年齢に関係なく発症する病気ですので、最初のサインである出血量の増加を見逃さず、長く続くようであれば医師に相談してみましょう。

間欠性跛行